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【朗報】ついにANAも燃油サーチャージを廃止!

ANAの飛行機が飛んでいく姿。

4月からANAとJALの国際線にて燃油サーチャージの廃止が決定しました。

燃油サーチャージが廃止されるのは6年半ぶりとなるそうで、これから飛行機に乗られる方は益々お得になりますね。

 

特典航空券で燃油サーチャージが必要なくなった

ANAの国際線を特典航空券で発券した場合、今までは燃油サーチャージと空港使用料などが必ず搭乗費用としてかかっていました。それが今回の発表により燃油サーチャージが一切かからない為、さらに少ない費用で海外旅行に行けるようになりました。

 

廃止になった理由はここ数ヵ月で原油価格が下がっていたおかげです。燃油サーチャージは航空燃料の市場価格を判断材料にしており、2ヵ月間の平均価格が1バレル6,000円以上になると価格に合わせて段階的に設定をしていたそうです。しかし、原油価格の下落が続いた為、今回廃止の発表となりました。

 

廃止されるとどれ位お得?

燃油サーチャージの廃止によって旅行費がどれ位お得になったのか、2015年12月の燃油サーチャージを参考にしてみます。

 

  • 北米・欧州便→7,000円
  • ハワイ便→4,000円
  • タイ・シンガポール便→3,000円
  • 中国→1,500円

記載されている価格は片道分の燃油サーチャージですので往復になると倍の費用が必要になります。一番高かった北米・欧州便で1人あたり往復14,000円も燃油サーチャージ代を支払っていましたので廃止によって旅行費がだいぶ浮きますね。

 

わが家は4人家族なので特典航空券でヨーロッパに行くだけでも燃油サーチャージ代で56,000円もかかります。それが廃止になったのですから旅行好きなわが家にとって燃油サーチャージの廃止はありがたいです。

 

ANA、JAL以外でも燃油サーチャージの廃止が決定

2016年2月からは、ANAとJALより先行してキャセイパシフィック航空が燃油サーチャージの廃止をしていましたが、今回ANAとJAL以外でも日本を発着する航空会社の大半が4月以降の販売分について燃油サーチャージを廃止にする見込みだそうです。

 

タイ国際航空は2015年12月から廃止になっていましたが、他の航空会社でも廃止になりそうなのはエミレーツ航空やアメリカン航空、エールフランス航空などが4月以降に燃油サーチャージの廃止する可能性があります。

 

燃油サーチャージの廃止で航空券はどうなる?

燃油サーチャージの廃止によって旅行者はうれしい話ですが、航空会社としてみれば収益が減る可能性もあります。

ANAのホームページ上で掲載されている内容。搭乗者に燃油の一部を負担させて収益を上げているらしい。

 

ANAのなんとも言えない怪しい文章です。もし搭乗者に費用の一部を負担させて利益を上げているのなら、燃油サーチャージの廃止によってそれをどこかで補わなくてはいけませんよね。燃油サーチャージの廃止で利益確保を他でするのなら、運賃の値上げで確保するしかありません。それを考えると航空券の価格が上がる可能性は十分にあると思います。

 

もし運賃が値上げになっても特典航空券なら大丈夫

ANAの特典航空券を発券した場合、燃油サーチャージと空港使用料などが必ずかかりますが、燃油サーチャージの廃止によって運賃が値上げになっても、値上げされる航空券を購入するわけではないので、ANAマイラーには全く問題ありません。むしろ燃油サーチャージの廃止によって旅行費が安くなります。

 

ANAマイラーは、今まで通りマイルを貯めて特典航空券に交換するだけなので、今回の発表により今まで以上にお得になるだけです。今回の発表はANAマイラーにとって、旅行に行ける可能性が広がった良い発表だったのではないでしょうか。

 

 

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