ANAマイルの使い方はどうする?第一弾
年間216、000マイルを貯める事ができた場合、ANAマイルをどう利用すればいいのか?
マイル数が大きいのでどう使っていいのか疑問に思いますよね。マイルを貯める事は通過点であってゴールではありません。そこで無事に貯まったANAマイルの使い方を紹介したいと思います。マイルの使い方はたくさんありますのでANAマイルを貯め始めた方は参考にしてみてください。
ANAマイルの使い方はさまざま
ANA(全日空)ですが日本各地、北アメリカ、アジア、ヨーロッパと幅広く飛んでいます。せっかくANAマイルを貯めたのですから、特典航空券に交換するのはANAマイルの使い方の一つでもあります。
ではANAマイルの使い方としまして、国内線、国際線ともに必要マイル数を支払えば特典航空券を獲得できるのですが、シーズンによって必要マイル数が変わってきます。
シーズンは『ローシーズン』『レギュラーシーズン』『ハイシーズン』と3種類に分けられ各シーズンの期間は、ANAの発表によって毎年変更になります。GWやお正月などその年によって違うからですね。
まずは国内線を見ていきましょう。
特典航空券で旅行を計画する際、どのシーズンにあたるのか非常に重要になるので計画を立てる時に必ず確認してください。
そして、シーズンを踏まえたうえで特典航空券を利用する時にチャートというものが関係してきます。このチャートですが簡単に説明しますと、空港から空港までの必要マイル数の事を指しています。
必要マイルチャートの一覧がこちらになります。
この様にローシーズンとハイシーズンの往復では数千マイルの差があり、どのシーズンに旅行に行くのかで必要マイル数が変わっくるのがよくわかりますね。
ANAマイルの使い方の一つで特典航空券を獲得するのが目標の方もいるかと思いますが、大切な事がまだあります。
それが、ブラックアウトです。
ブラックアウトとは?
ブラックアウトとは特典航空券が利用できない時期の事を言います。このブラックアウトですが航空会社によって時期はさまざまで、航空会社によっては全く設けていない会社もあります。実際、デルタ航空などはGWだろうが年末年始だろうがいつでもマイルを使えるので、私はデルタのマイルを使って年末年始に旅行に行ってきました。
しかしANAを利用の場合、どんなに旅行の計画を立ててもブラックアウトの時期には特典航空券が利用できない為、ブラックアウトを理解した上で旅行の計画を立てなくてはならないのです。
ANAの現在発表されている国内線のブラックアウトがこちらです。
ANAマイルの使い方で特典航空券を利用する際、ブラックアウトを一番気にしなくてはならない所だと思います。いくら旅行の計画を立てても日程がブラックアウトと被ってしまう場合、無駄な労力を使う事になってしまいます。ANAマイルの使い方としてブラックアウトの存在を覚えておいてください。
ブラックアウトは回避可能
ブラックアウトはあくまで特典航空券を利用する時に関係するのであって、マイルの使い方によっては回避ができます。
マイルの使い方は一般的に特典航空券に交換するのが当たり前だと思うかもしれませんが、ANAマイルの使い方は他にもあります。
ANAマイルは特典航空券の他にANAのSKYコイン、提携先のポイント、バニラエアなどたくさん交換先があります。そしてその交換先でブラックアウトを回避できるのがこのSKYコインとバニラエアです。
最初にSKYコインの説明をしていきます。
SKYコインとは、ANAの航空券やツアーなどに支払ができるコインの事です。SKYコインの価値ですが、1マイルを1コインに交換可能で、1コインは1円となります。そしてANAマイルをポイントサイト経由で貯めている方なら最低でもソラチカカードをお持ちかと思います。
ANAの提携クレジットカード所有者の場合、ANAマイルからSKYコインに交換する時に交換率がさらにお得になります。
提携クレジットカードのゴールドカード所有者ですと、SKYコインに交換するマイル数によって最大1.6倍のSKYコインを手に入れられるのです。その交換比率がこちらです。
10,000マイル未満は等倍交換となりますが、50,000マイル以上の交換で1.6倍にSKYコインを増やす事ができるのです。50,000マイルが80,000円分のSKYコインになるのは嬉しいですよね。
そして交換で得たSKYコインは、航空券の購入やANAのツアー料金に充てる事ができるので、ブラックアウト期間で発券できない特典航空券を回避し旅行に行く事が可能になるのです。
また国内線特典航空券の場合、エコノミークラスのみの利用が可能ですが、このSKYコインを使用して航空券を購入する際はプレミアムクラスでも利用ができます。たくさんANAマイルがあるのであればSKYコインに交換し、ゆったりとしたシートで旅行を楽しむ事ができるのもこのSKYコインの特徴です。
このANAマイルの使い方は、通常の特典航空券を発券するよりもマイル数を使用してしまうのが難点ですが、ブラックアウト期間を回避できる事など踏まえると、マイルの使い方としては非常に利用価値があると思います。
バニラエアを侮ってはいけない
そしてもう一つのブラックアウトを回避する方法にバニラエアがあります。区間の制限があり、成田空港を利用できる方と限られてしまいますが、バニラエアでブラックアウトの回避は可能です。
ANAマイルの使い方で「バニラエアはどうなの?」と思う方もいるかもしれませんが、バニラエアがどうしてお勧めなのか紹介したいと思います。
まず初めに、ANAマイルからバニラエアの特典航空券へ交換する際の必要マイル数がこちらです。
ANAと違いバニラエアはシーズンを設けていないのでこの表が一律必要マイル数になります。
そしてバニラエア最大の特徴が、ブラックアウトと燃油サーチャージがないのです。
ローシーズンの時期で比較しても、ANAの特典航空券を利用するよりANAマイル経由でバニラエアの特典航空券を利用した方が少ないマイル数で旅行ができてしまいます。バニラエアの凄さを感じますね。
仮にハイシーズンに東京-那覇を利用するなら、燃油サーチャージのかからないバニラエアで、成田-台北など旅先を変更するのもアリかもしれませんね。
ただバニラエアはLCCの為、座席が狭いなどANAと比べると劣っている部分も多いのも事実です。LCCがダメという事はないですがANAマイルの使い方で「バニラエアもある」事を選択肢の1つに考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ANAマイルの使い方の第一弾としまして国内線特典航空券の紹介をしましたが、ほんの一例に過ぎません。ANAマイルの使い方はたくさんありますので、ご自身のライフスタイルなどで使い方を選定されるのが一番かと思います。ANAマイルは3年と有効期限がありますので、損のない様計画的にマイルを使っていけるが理想ですね。