【ANA】ハピタスポイントを減らさない新ソラチカルートがスゴイ
ポイントサイト『ハピタス』は従来のソラチカルートでポイントをANAマイルに移行する場合、『PeX』から『東京メトロ』に移行する際、手数料を取られていました。しかし、現在のソラチカルートには新しい移行ルートがあり、手数料を取られないとてもお得な移行ルートが存在しますので、実際にやってみた内容を詳しく紹介したいと思います。
目次
ハピタスポイントの従来の移行ルート
従来の移行ルート(ソラチカルート)でANAマイルに移行する場合、
こちらの移行ルートで貯めたハピタスポイントをANAマイルに移行する必要がありました。
ですが、この従来の移行ルートだとPeXからメトロに移行する時に500ポイント(PeXポイント)手数料が必要でした。毎月移行で手数料を取られていては、手数料分がもったいないので、私はPeXからメトロに移行するときはある程度まとまってからポイントを移行するようにしていました。せっかくハピタスでコツコツと貯めたポイントなので、極力貯めたポイントを減らしたくなかったからですね。
もし仮に、ハピタスで貯めたポイントをソラチカルートで毎月移行していたら毎月PeXで手数料を取られてしまいます。年間で実に600ポイント(ハピタスポイント)も手数料で失うことになります。ハピタスポイントが大量にあればいいですけど、600ポイントも失うのはANAマイルを570マイルも失うのと同じことです。
ハピタスポイントの新しい移行ルート
ハピタスの案件を利用して貯めたハピタスポイントを手数料のかからない移行ルートを使う場合、『ドットマネー』を経由します。たったこれだけです。
ドットマネーの登録がまだの人はこちらからどうぞ。
新しい移行ルートを表にすると、
この様になるのですが、PeXがドットマネーに変わっただけですね。
今まで手数料がかかっていたPeX経由の移行ルートから、ドットマネー経由にするだけでハピタスで貯めたポイントは手数料を取られることもなく、ANAマイルに移行が可能となりました。
新しい移行ルートを実際にやってみました
ハピタスで貯めたハピタスポイントを移行する場合、ハピタスのポイント交換ページで交換先を選ぶのですが、この交換先を「ドットマネーギフトコード」にしましょう。
ドットマネーギフトコードを交換先に選択し、交換申込みに進むと入力フォームのページに移ります。こちらのページで移行したいハピタスポイント数を選択します。
あとは画面の指示に従って手順を進めると、ドットマネーギフトコードの発行手続きが完了します。ここで注意する点があるのですが、ハピタスからドットマネーに移行する場合、ドットマネーに直接移行ができるわけではありません。
ハピタスで交換先に選択しているのはドットマネーギフトコードですので、ドットマネーに直接ポイントが移行がされるわけではありません。あくまでドットマネーのギフトコードにハピタスポイントから交換ができるだけですので、申請をしてから数日後にギフトコードが手元に届くという交換になります。
ドットマネーギフトコードの確認は、ハピタスのページからメールを確認しましょう。メールを開くと、ギフトコードのURLが載っていますのでクリックします。
クリックして進んだ先に交換したドットマネーギフトコードがありますので、電子マネーIDをコピーしておきましょう。
次にコピーしたドットマネーギフトコードをドットマネー側に入れる必要があります。この手順をしないことにはドットマネーに移行がされませんので注意してください。
ドットマネーのホームページに移り、トップページを少しスクロールすると「ドットマネーギフトコードを使う」という項目が出てきます。
こちらをクリックし、ページが移るとハピタス側で貰ったギフトコードの入力になります。コピーしておいたドットマネーギフトコードはここで貼り付けます。
貼り付けたら確認画面をクリックしましょう。
ハピタスのメールで確認したポイント数に間違いなければ、交換するをクリックで交換手続きが終了です。
この手順でハピタスから届いたドットマネーギフトコードをすべてやる必要があります。やらないでいるといつまで経ってもドットマネーに移行ができていない状態になりますし、ギフトコードは発行から2年間と有効期限もありますので、ギフトコードが来たら忘れずにやっておきましょう。
ハピタスからドットマネーまでの移行を詳しく説明しましたが、ドットマネーにハピタスポイントが移ってしまえば、残りのANAマイルまでの移行手順は従来通りになります。
ドットマネーギフトコードは他の使い方もできる
ドットマネーギフトコードはあくまでギフトコードです。ギフトコードというだけあってコードさえ知っていれば誰でもドットマネーに入れることができます。
夫婦でハピタスを利用し、2人でANAマイルを貯めている場合で考えてみましょう。
夫が大量のハピタスポイントを所有していて、妻が1万ポイントしか所有していなかった場合、夫は問題なく毎月の移行上限数18,000マイルを獲得できます。ですが、妻は獲得ポイントが少なかったため、その月は9,000マイルしかANAに移行ができません。
従来であれば、その月は夫の18,000マイル分と妻の9,000マイルしか獲得できないシステムでしたが、このドットマネーギフトコードの登場により、ハピタスポイントが少ない妻を救うことができるようになったのです。
夫が大量に所有するハピタスポイントで、夫分と妻分の3万ポイントをドットマネーギフトコードに交換すれば、夫に2万、妻に1万を分け与えることが可能になりました。
夫からのドットマネーギフトコード1万ポイント分と妻が所有している1万ポイントをドットマネーギフトコードで合算すれば、妻も月の上限数18,000マイルをANAに移行することができます。どちらかが大量にハピタスポイントを所有していれば、このような形で毎月途切れることなく上限数の18,000マイルをANAマイルに移行することが可能となりました。
ドットマネーギフトコードの他の使い方ですが、夫がハピタス以外のポイントサイトも利用していて、そちらでも大量のポイントを所有している場合、夫はそのポイントサイトのポイントだけでANAマイルに移行をします。そうすることで、その月は夫が所有するハピタスポイントを全く使いませんので、無傷の状態になります。ハピタスは移行できる上限数を毎月3万ポイントと定めていますので、夫が所有する無傷のハピタスポイントをそのまま使わずに終わらせるのではなく、その月は妻に丸々3万ポイント与えてしまうのです。この方法を取ることによって、夫婦で2万ポイントずつ、最終的に36,000マイルがANAに移行可能となります。
まとめ
従来のソラチカルートではPeXで手数料を取られていましたが、ハピタスからの移行に関しては新ソラチカルートにより手数料を取られる心配がなくなりました。新ソラチカルートの変更点はPeX経由からドットマネー経由にするだけのちょっとした変更だけですので、特に面倒なこともないでしょう。
ですが、ハピタスからドットマネーの移行にはギフトコードでの交換となっているため、ギフトコードの入力を忘れずにやらなくては移行手続きが完了しません。それだけは注意して毎月ANAマイルに移行してきましょう。